stage 1 玉と赤Δ

玉(f)
赤(m)

記憶に新しいのが玉のComing Outである。

正直、面倒な女である。

カウンターを得意とする敵であるからだ。

噛み砕くと、基本は受け身。

「どうして～してくれない。」

「なぜ、だめなの？」

なぜ…。

言われ続けると余計に嫌気がさすのが人間である。


また、

先に周りを動かす。
自分は動かないのである。


さらにややこしいのが
全く空気を読まないのである。
むしろ、読めないのだ。


真剣に話していても、全く違う話を切り出す。

剰りにも斬新な切り口で。


ここで強烈なパンチを食らう。





赤。

純粋で普通の青年だ。
趣味に、仕事にと精を出す。

若干、精神的にタフではなく。繊細だ。

が、

好感は持てる。

モテないが…。

漢とは仲がよい。






先日、玉が酔った勢いで「漢(オトコ)」に絡んできた。


「どうして付き合ってくれないの？」


危うく殴りそうになった…

しかし、漢たるもの。

女に手を出しても良いが、
手をあげてはいけない。


漢の至らない点はあったかもしれない。

でも、

お前のそう言うところが嫌なんだ…。と言いたかった。



その直後に全く関係の無い話を切り出す。


呆れた。






その事件の少し前から
赤と玉が連みだしたのである。

漢は思考を巡らせる。


外堀から埋めるつもりなのか？乗り換えたか？




ここで、GAME START！！

ターゲットは玉。


通常裏を書くときは遠回しに攻める。
が、 漢は違う。
至って普通に、


「今日は天気がいいねぇ～。

ところで、

赤とDOした？」


先制パンチを右ストレートでお見舞いしよう。



おそらく、奥手な赤はその気があっても手を出せていない。

出せていたらこれはこれで面白い。

同様次第で判断はつくであろう。

もし、付き合って居るのであれば暖かく見守ろう。



赤も困っているのであれば、
GAMEは更に発展する。

この微妙な空気を楽しむのである。


簡単に言うと、どこまで自分の首を絞めることができるかだ。

「漢トコのルール

日本海側にひっそりと佇む。

外気温８℃



この「漢(オトコ)」が今からgameを始める。

ルールは３つ。至ってシンプルだ。

１．思考の裏の裏。
２．有言実行。
３．掟やぶり。

　　　　　　以上




貴君は漢がふさわしい由縁を知ることとなる。